5つの家と30の扉 - 想像する作家、アン・ギュチョル 「扉」を通して体験する新しい世界

何気なく開けたごく平凡な扉が、新しい空間につながる通路になっていたら?
「5つの家と30の扉」は、ごく平凡な「扉」に作家の新しい解釈と想像が加わり、
遊び感覚でアート作品を肌で感じることのできる体験型展示です。
韓屋(ハノク)の扉の形をした入り口を通り、
それぞれ異なる大きさと要素で構成された大きな家の「扉」
を開くたびに思いも寄らなかった空間が広がります。
日常には存在しない扉と空間を体験することができます。

扉を通ったら、中と外が入れ替わっていたり、想像もしていなかった空間に足を踏み入れたり。
ちょっとだけのぞいて、どんな扉と空間が待っているか想像してみましょう。

主題、場所、区分に応じた表示情報
テーマ 扉を開けて肌で感じる新しい体験
場所 1階 企画展
区分 企画展示
  • 時間の扉

    昔ながらの韓屋で、多くの人が開け閉めしてきた扉です。ソウル・サンサンナラで新しい時間の扉を開いてみませんか?

  • 植物の家

    植物でいっぱいの家です。木が空にぶら下がっています。植物をじっくりと観察すると、これまで見えなかったものが見えてくるかもしれません。

  • 鏡の家

    色々な鏡に囲まれた家です。見方によって変わる自分の姿をご覧ください。

  • ゆがんだ家

    一直線や直角、まっすぐな線などに囲まれて私たちは生きています。 曲がりくねった、ゆがんだ線の世界へとつながる扉を開けてみましょう。

  • 空の家

    今開けたのは家の扉ですか?アン・ギュチョル氏が見た空と雲を観賞してみてください。

  • 作家の扉、自分の扉を描く

    アン・ギュチョル氏のように、扉とその背後に隠された空間を想像して描いてみましょう。

子どもたちへどんないいことが?

  • 身体機能の発達 絵を描いて当てる活動によって小筋肉の発達を促し、体を動かして表現する活動によって大筋肉の発達を促します。
  • 認知機能の発達 アート作品を通じて、これまでとは違った観点から物事を捉えられるようになり、自分だけの方法で観察する力とクリエイティブな思考力が身につきます。
  • 情緒機能の発達 遊びとアートが融合した活動を通じ、芸術的感受性が刺激され、集中・没頭する体験によって情緒が安定します。

保護者向け遊び方アドバイス

子どもならではの思考で作品を理解し、全身で感じ、クリエイティブな表現ができるようサポートしてあげてください。

  • 01

    芸術は身近なところにあります。 日常のすべてのものが芸術のテーマになります。子どもたちが簡単で手軽に使える材料でアート活動を始めてみましょう。
  • 02

    考えを表現するトレーニングをします。 展示作家のアン・ギュチョル氏は、普段から考えたことを文章にしたり、 絵で表現することを楽しんでいるそうです。文章や絵じゃなくても大丈夫。 映像や物語など自分に合った方法を見つけてトレーニングしてください。
  • 03

    奇想天外を楽みましょう。 家の中に入ったら家の外だった?扉が天井にぶら下がっている? 日常に想像を加えて子どもと語り合ってみましょう。
  • 04

    子どもの選択を尊重してください。 この展示に正解はありません。子どもが自由に感じ、没頭し、 自ら行動できるよう、サポートしてあげてください。